「オンロードでも走れそうな林道を探して」
と言われたとか言われないとかで、隙間時間で近所の林道へ。
目指すは宮城県の北西部、大和町と泉ヶ岳の間にある
「滝の原蘭山林道」
「高野原林道」
「太平桑沼林道」
「種沢林道」
「嘉太神林道」
たくさん書いたけど、一本一本の長さは10kmもないので、トータルでも20kmないんじゃないだろうか。
まずは七ツ森湖畔公園から南西に向かう。
最初の林道は「滝の原蘭山林道」。
『滝ノ原温泉 ちどり荘』が目印。
全体的に難所はないが、最後の方がなだらかな下り坂になる。
10分足らずで高野原林道にぶつかる。
ここを南(朴沢方面)に向かうと国道457号線に着く。
今回は北(スプリングバレー)へ。
林道といっても舗装されている箇所も。
少し走るとまたダートロードになる。
右手に見えるのが白糸の滝。
近くの渓流では釣りをする人も。
この後、一瞬だけクネクネした道となるが、ここもまたそれほどハードではない。
スプリングバレーを左手に道路を登ると、また林道が現れる。
次の林道は「太平桑沼林道」途中で升沢林道との分かれ道があるはずだが、右に折れると種沢林道となる。
オフロードバイクであれば全く問題はない。
オンロードでいけるか?と聞かれると平らでしまった砂利道であれば問題はないのだが、急勾配になって砂利が深くなるとハンドルを取られたり、リアタイヤが空転して脱出できなくなる恐れもある。
写真の腕が悪くて伝わらないのが申し訳ないが、そこそこの坂道。
最後の方でヘアピンが続くが、落ち着いて走れば問題はない。
ただ、ゴロゴロとした石が多いので、巻き上げた大きな石ころが足に当たると結構痛いので、そこは要注意。
そして、こんな薄いチャンバーをつけたマシンで来るところではない(笑)。
リングブーツにブーツカット。
ナメたカッコで来てるけど、良い子は真似しないで。
いったん、県道147号線に出て「風早峠の名水」を飲んで、ひと休み。
口当たりの柔らかい水だった。
ラストが「嘉太神林道」。
最初はまあまあの道幅だが、途中からトレッキングコースのように急勾配かつ道幅が狭くなる。
若干、柔らかいところもあるので、スタックしたら厄介。
もちろん、普通のオフ車なら問題ないが、D604 を履いたDTは砂利をうまくとらえられない。
そんなところで転倒するのも嫌だし、なにしろ再始動はキック。
坂道の途中でそんなことはしたくないので、回転数を落とさず、減速は半クラで対応。
どうにか峠を抜けたと思ったら、当たり前だが今度は下り坂。
グリップするどころではないので、右に左に車体が流れ、最後はほとんど真横に向いたまま走り抜ける(笑)。
最後は再び七ツ森に戻って終了。
林道スタートから終了まで1時間半という短い距離だったけど、それなりに楽しめました。
あとはここからさらに北へ向かい、加美町に抜けるのが楽しそう。
次回はそっちへ行ってみようと思います。