前々から怪しかったDTのブレーキパッド。
ほとんど遠出しないし、停まらないわけじゃないから放置していたのだが、効き目が甘くなってきたので交換。
最後に交換したの記録も記憶も不鮮明なくらいだから、相当でしょう。
作業開始。
といっても、キャリパーを外して、使い古しのパッドを抜いて、新品と入れ替えたら終了。
キャリパーの下にある12mmのボルトを抜いてやるとキャリパーは外れます。
長年、手をつけていないせいか、ちょっと固着気味。
ナメたら哀しいので、レンチでホールドしてゆっくりと回してやる。
ボルトを外すと、キャリパーがスウィングして、ブレーキパッドにアプローチしやすくなる、とサービスマニュアルには書いてある。
確かにそうなんだけど、ピストンを戻すには、キャリパーをフリーにした方がいいので、横に引っ張って外した方がいいでしょう。
ボルトを外せば、キャリパーも工具なしで外れます。
なかなかダメな感じ。
これじゃ危なくて乗ってられません。
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本当に必要なのか分からないけど、パッドの角を削ってやる。
これやっても、鳴りが出ることもあるから…
ピストンの戻りが悪い時は、ニップルを緩めてやると圧が抜けてくれる。
もちろん、ダダ漏れしたブレーキフルードがあっちこっちに飛散すると泣きをみるので、チューブをつけるか、こぼれたそばから水をぶっかけてやる。
これやっても、鳴りが出ることもあるから…
ピストンの戻りが悪い時は、ニップルを緩めてやると圧が抜けてくれる。
もちろん、ダダ漏れしたブレーキフルードがあっちこっちに飛散すると泣きをみるので、チューブをつけるか、こぼれたそばから水をぶっかけてやる。
ケチったこと言わないで、ピストンは限界まで押し広げてやるといい。
ああでもない、こうでもないとキャリパーを突っ込むよりも早い。
ああでもない、こうでもないとキャリパーを突っ込むよりも早い。
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それから、ブレーキの整備やOHをした後、テスト走行とばかりに勢いよく走り出す人もいるけど、エンジンをかける前にブレーキの動作確認を。
ブレーキ周りをいじると、ブレーキが抜けてることが多いので、何度もレバーやペダルを踏み込んでタッチが硬くなるのを確認して、さらに制動距離とかキャリパーのボルトなどにガタつきがないかを再確認。
バイクもクルマも大事なのは、スピードでもコーナーリング性能でもなく、停まりたい時に停まれることなので。