ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

2026年05月16日・17日 Z1Rで行く山形県鶴岡キャンプツーリング

今年のGWはのっぴきならない用事が続いて、ツーリングはお預け。
世間が落ち着いた頃、ちょうど天気も良かったので2026年初のキャンプへ。

今回はシーズン初ということもあって、近場をチョイス。
いつもはあれもこれも、と欲張って大量の荷物になるのだがバッグひとつにおさまった。

いつもソロツーリングばかりなのだが、CB750のナナオさんもご一緒に。
待ち合わせ場所までお互い1時間くらい走ってきたが「寒い、寒い」とダウンを着る。
先月、あれだけひどい目に遭ったのに、今日もTシャツ、襟付きシャツ、革ジャンのみ。
ダウンベストがなかったら死んでた。

川前観音堂

何度も何度も走った国道347号線を通って、山形側に抜ける。
この頃には、すっかり気温も上昇。

今日はここから鶴岡方面まで抜ける予定。
普通なら国道13号を北上、国道47号線を最上川沿いに走って鶴岡へ向かうのだが、大石田町からすぐに最上川沿いの道、県道30号線を走る。
ちょろっと走ったところで、不思議な建物を発見。

川前観音堂というお寺で、最上三十三観音のひとつらしい。
いわれなどは、こちらを読んでください。

地域に根付いたお堂なんでしょうね。
旅の無事を祈って手を合わせてきました。

お堂から見える最上川の景色。
なかなか良い場所。

県道30号線は、のんびりとした道だけど、いい感じのワインディングもある。
国道47号線にぶつかったところにセブンイレブンがあるんだけど、時々、こっちに曲がるクルマやバイクを見かけて、どこに行くのかと思ってたらこういうことだったのね。
オススメの道です。

カンマン軒

鶴岡に入ったのが11時半過ぎ。
市内でガソリンを入れて、郊外へ向かう。
いくつか昼飯の候補を見つけていたのだが、今回はカンマン軒へ。

古民家をリノベして作った店らしく、最初は素で通り過ぎてしまった。
Googleマップでは赤のれんを下げてる画像もあるけど、今回は縄のれんだったので要注意。

王道の中の王道的なラーメンにチャーシューを追加(肉増し)。
何の奇もてらってない、ストレートなテイスト。
これはオススメ度、非常に高い。
ここからだと遠いのがネックだけど(笑)。

タキタロウ公園オートキャンプ場

国道112号線に戻って、どんどん鶴岡市内から遠ざかり、月山方面へ向かう。
庄内あさひICあたりから県道349号線に折れて、どんどん登っていくこと30分。
ついに今日の目的地、タキタロウ公園オートキャンプ場に到着。

タキタロウオートキャンプ場。
すぐそばの「タキタロウ館」が管理している。
タキタロウとは山形県東田川郡朝日村(いまは市町村合併で鶴岡市)の大鳥池に生息しているといわれる全長1mを超える巨大魚である。
とか書くと「あーUMAね(笑)」と嗤ってオシマイにされがちだが、実際に見ただけではなく、食べたと証言する人たちもいて、あながちウソではないと思ってしまう。
そんなロマンを感じながら楽しめる場所だ。

タキタロウ館には釣り堀も併設されていて、釣った魚を食べられる。
ただ、700円の竿で3匹まで。
いわゆる釣れる分だけ釣れる釣り堀ではないので、ガチで釣りを楽しみたいなら近くを流れる川でチャレンジしてちょうだい。

キャンプ場はタキタロウ館の道路向かいを降りたところにある。
やや段々になっているが、勾配はない。
道路から近い部分はトイレが近いけど、地面が細かい砂利っぽい。
マットがないと寝転がった時に背中が痛いかもしれない。
ただ、川がすぐ目の前なので、せせらぎを聴きながらくつろぎたいならこっち。

一方、道路から奥の方、炊事場に近い方は地面が柔らかい。
重いバイクだと地面にめり込むかも。
バイクや車の乗り入れは可能だが、砂利道が嫌いなら駐車場に停めるのもOKでしょう。

あと、重要な点。
自炊するなら、キャンプ場到着前に食材を入手しておくこと。
Google Mapだとタキタロウ館の隣に小さなお店があるけど、すでに閉業してます。
食べ物を買うなら、国道まで戻ってエーコープ、ファミマ、産直あさひ・グーあたりが最後。
いずれも、キャンプ場から30分くらいの距離。

もうひとつ、このあたりには温泉がない。
どうしても風呂に入りたい場合、キャンプ場近くの旅館でお風呂だけ入らせてくれるらしいけど、時間帯や価格は未確認。
いわゆる温泉に入りたいなら、やっぱり国道へ戻って鶴岡市内のスーパー銭湯のようなところへ行くしかないけど、これもまた遠い。
なので、タキタロウ公園オートキャンプ場付近で風呂に入るのはあきらめて、翌日に向かう先で温泉に入るのがよいでしょう。

自分はその辺りを知っていたので、今回は「自炊しない」と割り切り。
タキタロウ館で晩飯を食べた。

採れたてのワラビがたくさん入った山菜そば、さっきまで生きてたイワナの塩焼き。
本当は16:30あたりがラストオーダーなんだけど、無理を言って閉店間際に食べさせてもらいました。
お母さんたち、ホントに優しい。
感謝です。

ベテランライダーならご存知かと思うが、タキタロウ館からさらに山側へ向かうと朝日スーパーライン(朝日スーパー林道)に接続、新潟県の村上市へたどり着く。
が、いまは通行止め。
ためしに行ってみたが、ダメだった。

ダートはキライですよ(笑)。

だが、こんな神秘的な景色、日本の原風景にも出会える良い場所である。

本日はだいたい200km走行。
これくらいで目的地到着だと、かなり余裕があってよいね。

小国を目指す

翌日、タキタロウ公園オートキャンプ場を出発、国道345号線の峠道を使って南下しようかと思ったが、久しぶりに日本海を堪能したかったので国道7号線へ。

相変わらず、このあたりの海は地元の太平洋とは全く違う景色を見せてくれる。
どう違うか、と言われると難しいのだが、まず道路と海の距離が近い。
太平洋の場合、海と道路の間に大きな砂浜や防風林のような緩衝地帯があるのだが、日本海のルートは本当に海が近い。
これがよそ者にとっては、新鮮に映る。
7号線は途中から国道345号線と交わるようにして内陸へシフト、やがて国道290号線に行きつく。

磐梯朝日大橋からの風景

飯豊連峰

国道113号線に入ったら、荒川を沿うように東を目指す。
峠道を登り、県道15号へ入る。
少し手前に「飯豊登山口」の青看板が出ているのだが、曲がり口がハッキリしないので注意深く見ておかないと見逃してしまう。

ひなびた道を走っていくと…

飯豊連峰が見えてくる。
そろそろ腹が減ってきたので、飯にする。
本日は、ここで昼飯。

民宿の越後屋。
目当てはマタギ料理。

マタギ料理といえば…クマ!
しかし10万円は手が出ない!

これならどうだ!と10分の1のプライス。
いやーしかし、これも無理。

なので、ノーマルの熊うどん。

山菜の天ぷら。
山葡萄の新芽なんて初めて食べましたよ。

そしてこれが絶品、イワナの寒風干し。
どれも美味しかったけど、このインパクトは相当だった。

美味しいお昼ご飯を堪能した後は、峠道をぐるりと一周して112号線に戻るはずだったのだが…

どういうわけか林道に入ってしまい、

ついには洗い越し(笑)!
「ホントにこっちで合ってるのか?」と首をひねりながら進むこと数百メートル。
結局は行き止まり(笑)。
こんなところ、クマに襲われたらひとたまりもない!
どうにか引き返して、途中どうやら間違えたところを発見。

これが見たかったんですよ。
スマホのカメラでは100分の1も伝わらないかもしれんが、本当に美しい。
ちなみに、ここから先は通行止め。
この頃は、通行止めだのダートにやられている(笑)。
あとは113号線をひたすら東に向かって、宮城県に到着。

本日は昨日の2倍、392km。
一般道でこのくらいだと結構しんどいかも。