ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

不確かなもの

山も海も、たとえ季節のうつろいはあるにせよ、変わらずそこにある。

よくわからないもの、不確かなものに価値をつけて、値段を吊り上げ、よってたかって奪い合う。

本当に必要としている餓えた人々を尻目に、たくさんの野菜や魚が価格調整のために破棄される。

そうして、巨額の金が生まれ、消えた。
嘘っぱちの金がいつの間にか、現実を動かすようになり、嘘が現実とすり変わった。

気付いた時には、すでに遅く、それなしでは生きられない社会になった。

虚構と現実が複雑に絡み合い、境界線すらなくなっているネットも同じだ。
飛躍的に情報量は増大したが、ソースの信頼性は低下し、他者を欺き、おとしめる道具としての進化は目覚ましい。



数字の変化や記号の羅列に惑わされたくない。
だから、くそ暑くてもマシンに跨がる。
不便な旅にも出る。
相手の顔をみて、膝を突き合わせて語り合う。

それでも、世間の大きな波に飲まれそうになり、常識の喧騒に心を支配されそうにもなる。


シンプルに生きるのが、難しい時代になってきたのか、自分自身生きるのが下手くそなのか…