ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

原点回帰 純正燃料コックのリファイン

2004年、キャブをTMに交換。
FCRなど社外品のキャブにした場合、燃料コックが干渉するというので、ピンゲルに代表される小さい燃料コックに換えるのが常套手段です。
が、いかんせん高い。
燃料コックに20000円は出せません。
ピンゲルがボッタくっているとは思わないし、燃料コックが重要なパーツのひとつであることは重々分かっているのだが、20000円あったら出来ること、を想像していくと、どうしても出したくない(笑)。
さもしい性分と言われるかもしれないが、仕方ない。

ということで、こういう状況に…


燃料コックのアタマを切り飛ばして、干渉を防いでいるのですが、今度は指で回らなくなりました。
しばらく、プライヤーを持ち歩いて運転していたのですが…

2010年、こういうコックを購入してみました。
当時の記事は、こちらを…




解決したのかと思いきや、結局、コックの位置を変えなければならず、ONとOFF/RESが、すっかり真逆に。
ちょっと気を抜くと、反対側に回したり…
そして、先日のテスト走行中、ツマミとボディの間からガソリンが漏れ出して。
リペアパーツもないため、どうしようかと…
そこで、純正コックの復活を選択。

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5年ぶりに発掘した純正燃料コック。
キャブクリーナーで清掃しておきます。

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分解して動作確認。
多分、大丈夫そうです。

切り飛ばしたツマミの上にプラリペアを盛り付けて成形。
前にも書いたけど、タップが立てられるくらいの硬度と強度なので、しっかりと食いつきました。

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5分くらいで硬化するので、すぐに成形可能。
何となく整えたら、ヤスリでガンガン削ります。

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ブラックカラーのプラリペアを買っておけば、そのままほったらかしでいいんですが、さすがに半透明のままではみすぼらしいので、これまた10年前くらいGSXR750カウルの修理に使ったプラサフを吹いて…

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そして、さらにこれもまた10年以上前に使った門扉用の防錆塗装で黒くスプレー…
と、思いきや、出口あたりが固着して塗料が出てくる気配がありません。
しょうがないので、缶をヤスリで少しずつ削って、一回だけの吹き出し口を作り、スプレー(笑)。

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で、早速取り付けてみました。

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知らなければ、こういう燃料コック…だと思われないですかね?
そりゃ無理か(笑)。

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先日の確認。
バッテリーをつないだまま放置しても、電圧は下がらず。
カウル越しじゃないと、カメラに映らないので…
ヘッドライトをONにすると0.5Vくらい下がるんだけど、Loがバッテリー直だからでしょうか。
Hiだと電圧は変わらず。
通常走行時でもそんな感じなので、リレーを外してもいいかも。