ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

ヒーローたちよ、永遠に

今日、福島の山間入る前のコンビニで、やっと見つけた特集号。

三沢光晴との出会いは、20年以上前。まだプロレスが、ゴールデンで放映していた頃。

当時は、プロレスといえば新日本と全日本。
両方観てはいたけど、新日本の遺恨対決に「胃もたれ」を起こしかけていたので、全日本を観るようになっていた。

ジャンボ鶴田と天龍、長州力と谷津、ザ・ロードウォーリアーズがインター、PWF、UNを奪い合っていたはず(大昔のことなんで、記憶が不確か)。
ブロディーもアンドレも生きていた、あの頃。

タイガーマスクで育った世代だから、三沢のトリッキーでアクロバチックな技は、カタルシスに満ち溢れていた。
ヘビー級レスラーには勝てなかったけど、三沢になった直後(川田がマスクを剥いだあの瞬間、テレビで観ていて、鳥肌がたった)から、だんだん強くなり、まさに無敵のヒーローとなった。

ヘビー級になってからも、軽やかに舞う華やかさは失われず、選手生命どころか一般人としての健康を損なうような技を繰り出す姿には「もうやめてくれ」と思ったものだった。


ビリー・シーンカール・パーマー林佳樹渥美清ジャコ・パストリアスナイジェル・マンセルアイルトン・セナ

自分には、いろんなヒーローがいるけど、三沢光晴は中でも大きなエメラルドの星だった。

不思議なもので、世の中には沢山の偉業を成し遂げたヒーローがいるのに、10代まであるいは20代前半までに出会った人じゃないと、ヒーローにはならないみたい。
だから、野茂はヒーローだけど、イチローは違うんだなぁ。


これを編集してる時、世界のヒーロー、Michael Jackson死亡のニュースが流れた。

憧れのヒーローたちが、次々と去ってゆくなぁ。
寂しいなぁ。