テロリスト・ハンター

昔は沢山本を読んでいましたが、今は読むヒマも体力もないんで、読書量はガクンと減少。
多分、相当アホになっていると思われます。
とりあえず、読んで面白かった本をご紹介しようかなと…

著者が匿名になっている辺り、信憑性はどんなんだろうと思いますが…
ノンフィクションに近いフィクションとして読んでも興味深いです。
イラクに住んでいたイスラエル国籍の女性が、家族と共にアメリカに移住。
「中東情勢に詳しい方、募集」という広告で入社した会社が、実は米国情報部の出先だった…というところから、彼女のとんでもない日常が始まる。

ありとあらゆる手段を使う国だなあと感心する一方、我々日本人がよく言う「お役所的感覚」は、アメリカにもあるようです。
お役所の体制に対する警鐘というか、呪詛の言葉が書き綴られているのが、お役所を相手にしたことのある人には「分かる、分かる！！」と、頷いてしまいます。

この話が本当なら、あちこちにこんなことやってる人がいるんだろうなあ。
おそるべし、アメリカ。