ナナハンの続き

見た目のコンディションとは裏腹に、ナナハンはこんな状態。

バッテリー死亡。
左ウィンカー前後破損。
おそらくキャブの中でガソリン腐敗。

電池と灯火類は金があれば大丈夫。もしかして、復活するかも知れないし。が、とりあえず、ウィンカーだけは買わないと。

ほんで問題がＴＭキャブ。どーなってるのか、というより、どーやって外すの？という有様。

エアクリーナーボックスは往々にして、どれも外すの大変だけど、このナナハンはピカイチ。

見た目は、大昔、発明家みたいな連中が妄想した潜水服の常盤みたいで、ファニーなんだけど、サンメカの整備心を折れさせるに十分なオーラを持っている。
がっちりとおさまった姿を見ると、バッテリーケースとキャブの間にテレポートしたんじゃないか、とさえ思いたくなる。

セオリーどおり、ゴムゴムパーツを外し、スペースを作ってみた。
キャブはウニウニやっているうちに外れた。

しかし、潜水服はダメ。
知恵の輪のように外れそうで外れない。

ネットで検索したら、みんなそれなりに苦労している様子。
なかには社外品にするから、ぶった切るという過激派も。
それは後戻り出来ないからやめるとして、頭の中ではパワーフィルターの価格を見積もっていたりしましたよ。

結局、メインハーネスをずらしてスペースを作って、90度捻って外してやるのが近道らしい。外れない時は「叩け」とさえ書いてあるのがスゴイ。
けど実際それで外れましたよ。

が、もう一度アセンブルする自信というか根性はないかも。

肝心のキャブ、フロートの中は、見事に腐ってました。メインジェットも詰まってたし。

とりあえず、各部をばらして、洗浄することに。
何か、これも先が長そう…