ブログ版 空冷Zとの戦い

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Helter Skelter

HELTER SKELTER (The Beatles 1968)

アフェリエイトになっているのは御愛嬌で(笑)。
この曲を初めて聴いたのは、中学生の頃、親戚の家に泊まりに行き、お茶の間に布団を敷いてもらって「テレビ観ててもいいからね」と言われて。
もう真夜中近くだったんだけど、音楽番組やってて、そこでVOWWOWが歌ってたのね。

長髪の甲高い声で「Tell me tell me tell me the answer...」と登りつめてくとこなんか、劇的でね。
友達にカッコいいね、と言ったら「バカ、あれはビートルズの歌だ」と笑われたりして。

恐ろしいことに、当時のワタクシはビートルズイエローサブマリン音頭ですから(笑)。
ええ、金沢明子ですよ。
ろうそくの炎を揺らさずに歌う人ですよ。こんなネタ、今は誰も知らないですよね。

町のーはずれーにー船乗りがーひっとりー♪

すごすぎます(笑)。
しかも、もっと恐ろしいことに、イエローサブマリン音頭をビートルズがカバーしたと思ってました(笑)。
ある意味、キリストはお釈迦様の親戚ですよね?というほどの勘違いです。

楽譜を見ると分かるのですが、原曲のまま演奏しても、非常にヘヴィなリフです。
E開放弦使いまくりで。

この曲が収録された「The Beatles」、通称ホワイトアルバムには、そりゃもう沢山の曲が入っています。
その後に現れる全てのロック、ポップス、すべてやられちゃったかな、というね。
ノイズ・インダストリアルだって入っちゃってるし。

ちなみに、小学生の頃に習った「デズモンドはモリーとふたりでー」というOb-La-Di, Ob-La-Daもこのアルバムに入っていたりしますし、While my guitar gently weeps のギターソロはエリック・クラプトンが弾いてます。
ジョージ・ハリスンが理想通りのギターソロが出来なかったからなんだそうだけど、後々、奥さんはクラプトンのもとへ行っちゃうという…

Helter Skelterといえば、Bootleg盤だと30分バージョンとか、そういうのがあるらしいです。
30分近くダラダラ弾いているのか、良く分かりませんが、昔、マンションの一室とか雑居ビルの奥にあった怪しげなレコード屋には「海賊版」とも違う、非公式なレコードが売っていたものですが、いまはどうなんでしょうね。