ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

Going to Brazil



Going to Brazil は、モーターヘッドのロックンロールナンバー。
モーターヘッドって聞いて、腰が細くてものすごい肩ととんがった脚のロボットをイメージした方は、間違いなく変態です。
ブラジルと聞いて「未来世紀ブラジル」のテーマソングですか?と首を傾げたアナタは処置なしです。
これからも、堂々と生きて下さい(笑)。

今回ご紹介するモーターヘッドは、70年代から脈々とブレずにいるHRバンド。
たとえば、メタリカなんかもMaster Of PuppetsのBatteryとLordのAin't My Bitchは、雰囲気が違うんだけど、モーターヘッドはブレない。
ヴォーカルとベースのレミーの声とかリフとかがそう思わせるのかもしれないですけど。
どれ聴いても、すぐに「あ、モーターヘッド」と分かってしまう…

そのなかにあって、Going to Brazilは異色作。
Eからの完全なスリーコード。
ドラムも90%くらい8ビートの「ズズタタ、ズズタタ」を刻むだけ。
ギターのバッキングに若干の特徴があるけど、エルビス・プレスリーが歌っても違和感がないくらい(笑)。

あまりに見事過ぎて切なさすら感じる、王道のロックンロール。
レミーおじさんが、何でこんな曲を作っちゃったのか分からないけど、陽気な曲と歌詞にはだいぶ救われました。