ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

2014年の初投稿

暴走族。

挑発的な外装、爆音、これみよがしの蛇行運転。
そんなに走りたければ人里離れた山の中で走ればいいのに(それは、それで迷惑なんだけど)、わざわざ人目につくところで自慢の衣装と走りで周囲の人々の関心を引こうとする。
自分たちとは対照的な人々を「鏡」として写さないと、存在を確認できないのかもしれない。

困ったことに、普通の大人、いわゆる社会人でも、同じような人がいる。
別に派手な格好をしたり、肩をいからせて歩くわけでもなく、スーツを着てネクタイをしめて、ごく普通の生活をしている人の中にも、たくさんいる。

同僚を嗤って、自分の方が優秀であることをアピールする人間。
誰かを悪く言うことで、自分を輝かせようとする人間。
自分に逆らえない相手には、とことんまで攻撃的になる人間。

自分が信じる道をまっすぐ歩いていけばいいのに…
きっと自分を映し出す「鏡」がないと、彼らは不安でしょうがないのだろう。
あるいは、それ以外に自身をアピールする手段がないのかもしれない。

暴走族は、どこかのタイミングで「卒業」してくれるんだけど、この手の人たちは、何年も何十年も変わらないまま、周りを閉口させて生きてゆく。
そういうのって、案外、周りも言いづらいから、裸の王様になっているのに気付かない人も多い。

人は独りで生きてはいけない、とはいうけど、やり方を間違えるととんでもないことになる。