ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

持病が悪化?

こないだも走ったし。
YAMAHAのキャブクリーナーの調子も良かったので。
Zにもおごってやろうかと思いましたが…

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…ハイ、かかりません(涙)
急遽、タンクを外して原因を探ります。

インジケーターは点灯。
しかし、セルを回すとインジケーターが真っ暗になります。
ウィンカーも最初は点灯するのですが、今度はニュートラルランプとオイルプレッシャースイッチが点灯。
配線構造を無視した症状が出ます。

10年くらい前、自分でメインハーネスをいじった時も、同じ症状でした。
当時は確かバッテリーが弱っていたんじゃなかったか、と。
でも、同じ症状が出ても、人間は単純に「これだ」という結論に帰結しません。

分かっちゃいるけど、ワナにはまる。
まるで、オレオレ詐欺のようですね。
オレオレ詐欺ってリアルな嘘をつくのはもちろん、相手をパニックにして思考を鈍らせ、選択肢を奪うわけです。
彼らがつくった迷路に追い込まれるんです。
まともに考えれば「迷路の上を歩けばいい」「壁を壊せばいい」ことなのです。
オレオレ詐欺に限らず、ですけど。

まずは、規定通り、もしくはそれ以上のパワーを外部から与えても動かないのかどうか、を試してみます。
もうすぐ23万キロのオデッセイにZを接続。
エネルギーを送り込みます。
強制起動です。

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こうすると、セルは回りましたので、セルモーターリレーには、ほぼ不具合もなく、点火系も問題がない。
ライト、ウィンカーなども機能します。
アイドリングが落ち着いた頃、ターミナルを外してやります。
すると、何だか怪しい音がしてきて、ついには停まってしまいました。

何となく分かりました。
ステーターコイルがダメダメになった感じです。
前に結線した時は十分注意したはずなのですが、テスターの抵抗値が異常値を指しています。

コイルの結線がダメなのか、コイル自体の問題なのかは、もう一度外してみないと分かりません。
そういえば、以前、使っていたZのステーターコイルがありました。
あれをリユースしてみようと、カバーから撤去しようと思いましたが…

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これですよ、アニキ。
やっちゃいました。
いちばん厄介なパターンでナメてしまいましたよ…

やれやれです。
ちなみに、抵抗値は正常なので、ホントならコイツを使いたいんですけどね…(^_^;)