ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

Instinct VS VS Instinct VSR

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冗談みたいなタイトルになってしまいました。
ックリとインプレ。

そもそもInstinct VS はスリッパInstinctを改良して、スポルティバのソリューションに対抗したわけでしょう。
4年くらい前、これを履いた時、デッドっぽいトーフックもピタリと停まるし、足入れも良いし(足形に合っていたのでしょう)、買ったその日に試合で使える、と大絶賛。
以後、10足以上、買ったのではないでしょうか。

んで、VSR。
デザインは、オレンジが青に置き換わったのと、靴を履く時に引っ張るベルトが、黒一色から青と黒の2色に。
あと、ベロクロにRがついたとか、△の塗料がテカってるとか、そんなところです。

コンセプトは、靴底を柔らかくして、フューリアっぽい感じに、という話でしたが、ホントかどうかは履いてみないと分からないわけで。
とりあえず、同じサイズでテスト。

ソールの感覚は「踏んでいるホールドの形状が、より鮮明に分かるようになった」そうで、5.10の柔らか系の雰囲気に似ているのかもしれません。
「踏んでいるホールドが分かるということは、シャンクも薄いはず」とのことで、やや強めに登っていくと、元祖VSより踏ん張りは効かないそうです。

「たとえば、ビスを踏んでダブル・ダイノすると、靴底が柔らかいので、グニャリと曲がる。そういう場面だったら、VSの方がアドバンテージがある。ボテの表面を足裏いっぱいで踏んだり、たとえば5.10の5Xiが得意なシーンだったら、VSRの方がいい」
とのこと。
極小ホールドに乗り込んだり、かきこむようなムーヴについては、VSの方が踏ん張ってくれる、といったところでしょうか。

ヒールについては、斜めにかかとを包み込むラバーの締めつけ具合については、VSRの方が強いらしいです。
VSの場合、ヒールカップと自身のカカト形状が合わず、若干浮いたような感じらしいのですが(それで、いったんサイズダウンした)、VSRはフィット感があるようです。

「履き比べたことがないので分からないけど」と前置きしたうえで、締め付けが強く感じるのは、スポルティバのウーマン、レディース版と同じアプローチで造られたからではないか、つまり、全体的な幅が若干狭いのではないか、と想像しているようです。

VSに若干硬さを感じる(特にフューリアを履いた経験のある人)なら、VSRを履くと丁度いいとのこと。
硬さについては、VS > VSR > フューリア。 

今回はインドア・ボルダーだけだったので、5.12後半、5.13台あたりのリードで試してみたら、また、印象が変わるかもしれません。

なーんて、エラそうに書いてますけど、あくまで個人の感想です。

どうでもいいですけど、クライミング・シューズって、購入した直後は鮮烈な色なのですが、1週間も使うと、チョークが乗るせいか、くすんで、みすぼらしくなりますよね…
特にInstinctシリーズのオレンジは、すぐに色褪せてしまうような…
そういや、個人的にはInstinctのレースアップ版が気になっております。