それから20年間、生活はめまぐるしく変化したものの、結局、本質の処、人間の根っこの部分は、そう簡単に変わらないらしいというか、案外同じことで悩んだり、躓いたりするものだということが分かりました。
「変わらなくちゃ」と口で言うのは簡単ですけど、実際、力でねじ伏せるようにマインドを変えるのは、本当に難しいことです。
ただし、外的要因による変化、というのは、自分の意思とは半分関係ない処でも発生するものでして、最近、変わったことといえば、15年以上住んだ街を離れ、実家に戻って参りました。
それがどうした、と言われたらそれまでなのですが…
ここは、祖父母が元気に働いていた頃から住んでいたところで、庭の木々も伸び放題で、お化け屋敷ならともかく、荒れた庭になっておりました。
家を工事する時に、植栽は全て処分したのですが、今度は殺風景な庭になってしまいました。
少しずつでも庭の手を入れようということで、まずは長年使用しておらず、かつ解体屋がぶっ壊していった井戸を修繕することにしました。
破損した部分にコンクリートブロックを並べます。
隙間が空いておりますが、とりあえず寸法を測るためなので気にしません。
砂利を敷き詰め、平らにしたら、ちゃんと並べます。
傾いていないことを確かめるのに、スマホアプリを使いました。
1段目は、完全に地中に埋もれています。
ブロック打ちっぱなしだと寂しいので、レンガを使ってオシャレにしてみました。
正方形のはずが、いまいち、各辺の状況が違います…
セメントと砂でモルタルをつくって、レンガを並べていきます。
とりあえず、見た目はOK。
グラグラすることもなく、完璧に見えます。
次は内部。
欠けてしまったコンクリートを修復します。
マシなところ(左上の隅)にセメントを流してどうなるか実験します。
どうやら、ピッタリとおさまるようなので、一安心。
ほかの部分は、プラベニを使って型枠をつくります。
荷づくり紐は、養生が井戸の中に落ちてもサルベージ出来るようにするためです(笑)。
本当は型枠をつくってセメントを一気に流し込んでやりたかったのですが、ちょっと不安だったので固めのモルタルで壁をつくり、それが硬化してから、セメントを流すことにしました。
まあ、こんなものでしょう(笑)。
水平になっていませんが、最後の仕上げでピタっとくる・・・予定(笑)。
機能的に問題はないので、あとは蓋をつくってポンプを設置すれば、完了です。