いったん四気筒のキャブをバラすと単気筒は楽勝。
性能を上げるため、CPUのクロックアップのようなことをしないで、いままで動いていたように整備する、という意味でね。
ホントは燃料系に使っちゃいけないピンクのホースだけど、あまり影響がないので使い続けてます。良い子は、ケチらないでちゃんとした燃料ホース使ってね。
左右写真を撮るのは、組付けが心配なのもあるけど、ごくごくたまに変な取り回しをしている場合が100回に1回くらいあって、それが不調の根本的な原因だった場合「あ、なんだよ、これがダメだったんじゃない」と安心するから。
そうじゃないと「いつも通りに組んだのに調子がいい(悪い)」と、メンタルやられるので。
キャブを引っこ抜くと、フロートからジャバジャバと燃料がこぼれるので、皿に受けてやった方がいいでしょう。
ちなみにキャブ洗浄に良く使うのがコレ。
ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー 泡タイプ
とか言ったらカッコいいんだけど、お財布事情が苦しい時は、こっち。
KURE(呉工業) クリーナーキャブ (420ml) キャブレタークリーナー
ただ、これがまたエラいニオイ。ちょっとでも服につくと、謎の甘ったるいニオイを振りまくことになるので要注意(しかもなかなか落ちない)。
もっと財政的にカツカツな人は、これがオススメ。
これね、案外使えます。
Z1RのTMをOHした時、これ使ったけど、コスパは良かった。
わざわざ取り寄せるのは大変だけど、近くにコメリがあるならオススメ。
こないだ抜いたかどうか忘れたパイロット・ジェット。
こいつが詰まってるんじゃないかと不安になって開けてみたけど、大丈夫っぽい。
ちなみに、穴の中を通しているのは、エレキギターの弦。
なかなか重宝しますが、だいぶ前にエレキギターはどこかにやってしまったので、いったいどこから持ってきたか謎。だれかギターやってるヤツからもらったのかも。
若干、濡れているのはお湯。
パイロット・ジェットが抜けてこなかったのだ。
小さいマイナスドライバーで回すんだけど、やや固着(てことは、こないだ掃除してない)。あわててコジると、ブラス(真鍮)パーツはやわらかいので、グネっとナメてしまうので要注意。トーチで暖めて外すというのも、燃料の経路がたくさんあるキャブは危ないかも。
何年も放置されたわけじゃないから、この中がサビて固着することはない。
どうせ変質したガソリンが悪さしているんだから、熱湯で十分。
ガソリン変質を防ぐのに、オススメなのがコレ。
WAKO'Sのフューエルワン。
割と確かな情報を発信しているブロガー、プロの車屋、空冷Z乗りなら誰でも知っているようなお店のオーナーも太鼓判なので、こいつを入れてコンディションを維持してやろうと思います。
この手の商品、結構「気は心」というか主観的な意見も多いんだけど、実際に実験風のインプレあげてるブロガー、ユーチューバーも多いので。