コロナウィルスでは死なない自信あるけど、パンデミックの影響による経済的なダメージは大きいんじゃないだろうか。
仕事的に「そんなに前とは変わらない」という人もいれば「むしろコロナのせいで忙しい」という人もいるけど、世界的にドンと経済が落ち込んでるんで、ここから先はホントにしんどい状況になるんじゃないかと。
まあ、でも「大変だ」とばかり嘆いていても仕方ないんで、少しでも楽しい話を提供したいと思います。
DT125Rの続きだけど「YPVS」のバルブが固着してるんじゃないか?
てのが前回の話。
結論から言うと、バルブは動いた。
多分、もとから固着はしていなかったのだろうか。
ただ、バルブ周辺をウェスでグリグリやると、ポロポロとデポジットが落ちてきた。
この耳カスのようなヤツ。
ホントはもっとゴッソリ取れてきたんだけど、うまく撮影できなんだ。
ケミカルのおかげなのかどうかは分からないが、とにかく動くことは動く。
が、YPVSのサーボ・モーターに接続されたワイヤーとプーリーが繋がったままなので、この動きが本来の軽快さなのか、つながったままなので、そんなに動かないのかは分からない。
YPVSの要ともいえるバルブ軸の延長にあるプーリーとワイヤー。
基部のところに穴が空いているのは、何かが外れて飛んで行ったわけじゃなくて、この穴とプーリー側の穴がピッタリ一致したところが「リセットされた状態の位置」なんだそうだ。この位置になるように、ワイヤーのコマを調整するんでしょう。
話は前後するが、ケミカルだのを買いそろえている間、シオシオになったチャンバーの化粧直しを行うことに。
うちに来る物は、だんだんと出土品みたくなるのが悲しい。
チャンバーを焼いて内側のカーボンを焼き切ってやる荒業に打って出るため、バーナーで焼いてみたが「こんなんじゃダメ」だそうで。
本気の人たちはBBQくらいの炎を起こして、チャンバーが赤化するくらい焼きまくるらしいんだけど、日中、住宅街でやるとヒンシュクを買いそうなので(いまさら気にする?)…
過炭酸ナトリウムをチャンバーの中にブチ込んで、お湯割りにしてやると、なかのカーボンがキレイになるという動画を見て試してみる。
パイプフィニッシュでやってる人たちが多かったけど、何本も買うとそれなりの金額になるので、こっちで試しました。
もっと真っ黒な水が出ると期待したけど、薄いコーヒーみたいのしか出なかった。
2回やってみたけど、同じ感じ。やり方が良くなかったのかも。
この後、サビの浮いたチャンバーはサビ取りクリーナーのようなケミカルでしっかり取ってやればいいんだけど、予算がないので、インパクトドリルにワイヤーブラシをつけて、ガリガリ磨いてやった。
「強」でやると、ブラシが表面で走って、身体に跳ね返ってくることもある。
特に軍手を巻き込むと大変。
エラい勢いで布地を巻いて、そのまま指がへし折れる可能性大。
昔、工事現場でアルバイトしてた時、ドリルに軍手が巻き込まれて、マジで指が折れそうになったんで。
錆を落としたら、耐熱塗料で塗ってやります。
使ったのは、コスパのよいコレ。
タンクやらカウルを塗った時は、塗装ブースまで作ってホコリには細心の注意を払っていたんだけどチャンバーはこんな感じで(笑)。どちらにせよ、チャンバーの何か所かには穴が空いてて、そのうち溶接してもらわないといけないので「見た目」がそれなりならいいでしょう、という方針。
話は戻ってYPVS。
おそらくエンジン内部でバルブは固着していない。
じゃあ、何がよろしくないのかというと
1.モーターが故障している。
2.YPVSの心臓部ともいえる「コントロールユニット」がおかしい。
3.バッテリーが死にかけていて規定のパワーが出ていない。
手っ取り早いのは「3」のチェック。
何度か補充電を繰り返しているが、どうもバッテリーは「すでに死んでいる」。
もともと安物なので、頑張ってくれた方だと思う。
「うーん…どういうこと?」
ガビーン…
もうホント誰か要らない125CC、プレゼントして下さい。
これがな、若い女の子のブログだったら、アップした瞬間、あちこちから
「ボ、ボクのDTを貴女に捧げます!!」
「ボクのDT、奪って下さい!!」
というコメントであふれ返るんだろうけど(笑)。
しょうがないので、オッサンはメルカリなり何なりでジャンクパーツを漁って直します。パーツが見つかるまで、一時中断です。