新型コロナウィルスの影響が世界中で続いています。
いつか、必ず、どこかのタイミングで終息するのは、ほぼ確実なんだけど、それまでは生き残らないといけない。
2011年3月に東日本大震災がここいらを破壊しまくった時「この先、日本はどうなるんだろう?」という不安がいっぱいだったけど、とにかく生き延びなければならん、ということで、自分がやったのは「機動力の確保」。
当時は燃料もまともに入手できないし、道路はガタガタだし、というので、重たくて燃費の悪いZではなく、軽くて機動性の高いDT125Rを活かすことにしたのだ。
今回も何があるか分からないので、自賠責入れて復活させようと思いきや。
何だかタイヤがおかしい。
山はあるけど、ひび割れている。
そりゃ10年近く経つから仕方ない。まして稼働率も低いし。
しょうがないので、いつもお世話になっているMoto Garage Windsへ急行。
備忘録的に書いておくとダンロップのD604というタイヤ。
どうせオフロードは走らないし、そもそもTZのレーシングチャンバーがついているので、こういうタイヤでいいんです。
タイヤはすぐに納品されたので片道30km弱を走る。
こないだキャブはOHしたが、まともに走るか心配。
案の定、燃料コックのあたりからガソリンが漏れ出し、キャブも下が回らない。
燃料コックはパーツの一部を締め付けてやったらリークが止まったけど、キャブは全然ダメ。スロー系が使い物にならない。
途中、何度かASを回したりしたが改善せず。
とりあえずタイヤを替えてもらい、帰り道は5000回転以下に落とさないでブイブイ回してどうにか帰還。
もう一度、キャブをバラしてみたが原因は不明。
ところが、あることを見逃していたことに気づく。
YPVSの動きが極めてよろしくない。
「ヴィーヴィー!」というあのモーター音がしないのだ。
いや、正確には音はすれど、バルブが開閉している感じがない。
サービスマニュアル片手にYPVSをばらしてみようとするも…
怖いのでギブアップ。
YPVSの問題なのか、それともバルブの動きが問題なのか。
バルブが固着している可能性もあるのでは?
ということは、ここにケミカルを突っ込んで、カーボンを除去してやったら、YPVSが動き出してくれるのではないか、という淡い期待を持ちながら…
こんなことをやってみる。
チャンバーを外して燃焼室内にケミカルを噴射。
これで、一晩おいたら、奇跡が起きるんじゃないかという…
どうなってしまうのか、以下次号。
これを読んだ人は「YPVSが動きますように」と3回、心の中で唱えて下さい(笑)。