ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

ランボー 4

今朝、事務所の電気半分だけ停止して、管理人に伝えたら、配電盤の鍵渡され、多分ブレーカーなんで、やってくれと(笑)。

本部からセキュリティについて相談受けたり。

何故か機械関係に強いと思われているが、全然そんなことはない。


昨日、ロードショー見逃したランボー観ました。

怒りのアフガンから20年だからなぁ。
かなり歳くったと思いきや、ロッキーの時もそうだったけど、ちゃんとした身体だね。アクションは、吹き替えらしいけど、そんなにアクションないしね。


まぁ目を覆わんばかりの戦争描写だけど、変に美化してないし、理屈っぽいとこなく、バタバタ死にます。

これひと昔前なら、絶対ひっかかるな、てくらいに残酷に殺されます。

しかも、スプラッターとかSAWシリーズみたいに残酷でも劇的にじゃないから、余計に嫌。
ドキュメンタリーみたいで、凄い映像です。


ネタバレになるので、あまり書かないけど、2と3でワンマンアーミーぶりが突出してたランボーだが、今回はそうではない。
どちらかといえば、1の正当な続編というか完結編に思えた。
国のために頑張ってきたのに帰国したら非人間扱いされ、戦地で死んだ仲間の無念に泣き叫び、自分の居場所が見つからず、鳴咽を漏らす。
あの強いようで弱い、ランボーの内面が描かれていた。

これまで背負ってきた苦悩、自己矛盾への苛立ち、後戻り出来ず、さりとて前にも進めず…

前作、世捨て人っぽく生きていたのに、今回は本当に世を捨てて、心も枯れ果てて…

そして、ランボーが最後に取った行動が、また胸を詰まらせます…


戦争映画を時代劇と置き換えたら、本作にはアクションの華やかさはないので、要注意。2、3なら遠山の金さんよろしく敵を征伐するヒーローだが。

しかし、ランボーは決して無敵のヒーローではない、ある意味不器用で我々以上に生きるのが下手くそな欠点だらけの人間なのだ、と思わせてくれ、そういうものは誰もが浄化されるチャンスがあるのだ。
見終わった後、そう思えた良い作品でした。