ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

まだ痛い

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鍛え方が足りませんね。
練習も足りませんね。
一時間、フルで動ける身体に戻すためだから、これでよいのです。

なんのこっちゃ、わかりませんね。
えーと、コレはクライミングジムで、かなり重度の筋肉痛を負った映像です(両腕)。
なんでこの位置かというと、壁をよじ登る時に、でっぱり(ホールドと言います)を手でつかむ、すなわち握る力を使うので、手の平や指よりも、この辺りがパンパンになるのです。
そうなったら、身体を休ませないと、力が入らず登ることは不可能です。

でも、実はクライミングの重要な要素は腕ではなく、脚と言われています。
極端にいうと、家の階段を子供たちが犬みたいに手をついて登ったり、あるいは脚立を登り降りする感覚、あれに近い状況を作り出すことが重要なのです。
もちろん、手の力に頼って登ることも出来ますが、それでゴール出来るのは『オイシイ形』すなわち、楽に掴めるホールドがあればこそです。
例えば、重力方向に対して、角度が90度以上のホールドは、大きさを問わず、比較的楽に掴めます。
が、中には意地悪な形をしたホールドもあるので(バイクでいうとナベネジとかテーパー状のボルト)、脚を軽視すると、途端に『手詰まり』になります。

ジムの課題も中級以上になると、脚の使い方が出来ないと、次の一手に手が伸びません。
たかだか5コくらいのホールドでゴールできるようなコース(課題、と呼ばれています)でも、脚の置き場所が悪いと、次のホールドに腕が伸びなかったりすることが多々あります。

筋力がないうえにシェイプアップもそれほどでもない人が、中級以上の課題をクリアするのは、脚の使い方が上手なのです。上手な人の登り方は、スムーズで見ている人にも「簡単なんだな」と思わせ、実はとんでもなく難しいという(笑)。
オーバーハングや天井みたいなところを逆さになって登るルートもありますけど、そういうコースはある意味パワー重視ですから、また勝手が違ってきます。

話をワタクシに戻します。
なぜ、1時間なのかということなんですけど、クライミングジムというのは当たり前ですけど、有料です。
料金体系はイロイロですが、まあ3、4時間が限界でしょうから、それで1500円前後。
フィットネスクラブと似たような料金ですが、クライミング一本だけだと割高な感じもします。
それと、やっていくと分かるのですが「黙々と」は出来ないんですね、体力的に(笑)。
登っては休み、登っては休み、という繰り返しです。
体力的なことだけじゃなくて「あれは、どうやってクリアするんだろう」という「シンキングタイム」もあります。
これ、すごく重要なんですけど、まだそのレベルじゃない。

だったら、1時間、初級のルートでもいいから、ガンガン登る。
ある時は、指の掴み方に気をつけて、ある時は、脚の踏み方を考えて。
その代り、安易に休まず、みっちりこなす。
で、1時間で切り上げる代わりに、通う回数を増やす。
そういう身体をつくるために、ジム以外の場所で(お金をかけずに)身体をつくる。

こういう風に書くと、クライミングオタクになるのか!と思われそうですが、ちょっと違います。
近しい友人とはいつも話すんですけど「外で遊ぶ」ことの一環として、クライミングなんですよ。

例えば、バイクが好きです。バイクに乗ります。
でも、毎日、駐車場やサーキットで8の字の練習ばっかやってもイヤでしょう?
技術は上がるかもしれませんが。

バイクに乗って、長旅をして、ホテルじゃなくてテントで泊って、食事も外で自分で作って、山も登って、船も漕いで、あまり人がいけないような場所から絶景を眺めてみたい。

トラブル対処のために、少しくらいはバイクの修理や整備は出来るようになりたいし、いざという時、垂壁も登り降り出来た方がいい。

冒険はさすがに出来ませんけど、冒険ごっこなら、自分でレベルの調整が出来る。
でも、冒険ごっこするのにも、どうせなら本気でやってみたい。
そして、いろいろなことやってみたが、どうもクライミングというヤツは、他人との勝負というよりも、自分との戦いのようで面白い。


が、と、に、か、く!!

まず基礎体力が衰えているので「疲れない身体」を作らなければなりません。
自転車で走ったり、体幹を鍛えたり。
体幹を鍛えるのは、バイクの運転にも役に立つと思います。

痩せるのは、モノの本によれば、クライミングは筋力増加よりも、体重を落とした方がいいんだそうで。
もともと、筋肉がつきにくい身体なので、ピーク時の筋力量をもってきても、60kg切ってくるんじゃないかと。
60切るのはキツイだろうなあ・・・食事制限はムリなんで、運動で頑張ります。