ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

Legs (1985 The Art of noise)

In Visible Silenceに収録。
アート・オブ・ノイズというとMAX HEADROOMのテーマ曲として覚えている方もいるでしょう。
80年代、ポップナンバーが台頭してきて、同時にロックもポップスも同じ扱いを受け始めたのは皆さんもご存知の通り。
本来、ロックとは曲調や音楽のジャンルではなく、反体制の精神であったり、既存概念の打破であったり、イノベーションであったり、とにかく最先端のライフスタイルであったわけで、エッジが取れて丸くなり、一般的な商業に乗っかった音楽なんて誰が聴くか!と、ロックの魂を持った連中が流れ着いた音楽だと思っています。
アート・オブ・ノイズの曲がセカンド・サマー・オブ・ラブなんかに直結するかというと分かりませんが。
ただ、HRにせよHMにせよ「市民権」を得てしまった音楽に対して「つまらない」と、ソッポを向いた人々が沢山いたのは事実でしょう。
で、アシッド・ハウス、レイヴという言葉が浸透していって…
その頃、日本じゃRAVEという単語すら知っている人は少なかったけど。

先述のMAX HEADROOMも日本だとあまり知られなかった気もしますが、Legsなら知っている人もたくさんいるんじゃないでしょうか。
「きてます」「ハンドパワーです」
でお馴染み、Mr.マリックのメインテーマとして使われたので。
ちなみに、アート・オブ・ノイズジャケ買いしたんですけど、最初に購入したのは、Art of Noise というアルバム。
ジャケ買いもまた勉強だ」と言われて、ドキドキしながら買ったのを覚えています。
マジメに創ったアルバムなら、ジャケットの作成にも力を入れているはずだ!
と、無茶苦茶な理論で(笑)。
今は、いろいろな方法で曲を試聴出来るから「ジャケ買い」も死語になりつつあるのかも知れませんな。