ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

そういえば、という言い方もなんですが

1年と半年が経ちました。
メディアでは(当り前ですけど)、9.11の同時多発テロを取り上げておりますね。

あの日の出来事を風化させてはならない、といっても、徐々に気持ちが薄れてしまうのも仕方ないこと。
復興支援も、病気の治療と似たようなもので、投薬や治療に対して、どういう風に改善したか、具体的に出てこないと分からないわけですよ。

生まれついての忍者と公言してはばからない(笑)、妄想癖のあるワタクシですが、普通の人が入れないような場所に潜り込んだり、情報を得る機会に恵まれており(違法な手段じゃないですよ、念のため)、たとえば、とある公共機関の倉庫代わりの建物に入ったら、支援物資が山積みになってるんですよ。

いまだに…ですよ!?

たとえば、包帯やガーゼ、ガスボンベ、炭…といったものならいいでしょうよ。
しかし、食料品は?
すでに賞味期限が切れているものが、たくさんあって、おそらく保管している側も、どうしたらいいものか、と相当困っているはず。

あんなの、集まったそばから、放出すればよかったんですよ。
とかいうと、だいたい返答は予想がつきます。

本当に被災者かどうか分からない、便乗してタダ飯もってくヤツらだっているはず…
困っている人のレベルに応じて分けてあげたいけど、どの程度、困っているのか判断できない…

出来ない理由を散々並べて、仕事を増やそうとしないんでしょうね。
否定するなら、山積みになった食糧を納税者にさらしながら、言ってほしいものです。

こちとら、自腹切ったり、個人的に集まった善意のお金で、あちこち走りまわったんですから。

とかいいつつ、決めなくちゃいけないときに決められないのは、日本の組織の特徴です。
いまさら、そういうところに期待はもてませんね。


仙台市内にも、あちこちの仮設住宅があります。
が、前にも申し上げているように、普通に働いている人々でも大変な人が多いんですよ。
環境が変わって仕事も給与も激減、だけど、仕事はしてるから、パっと見は「震災の影響がない人」に見える。
こういうことを書くと、誤解を招くんでしょうけど、働けるのに働かない人もいますからね。

震災直後から、汗水たらして復興や復旧活動に頑張ってる人、売り上げが落ちた会社を何とか復活させようと頑張っている人や会社にこそ、義捐金だの助成金だの回してほしい。


ごく、単純に、当り前に頑張っている人には、あまり恩恵がないみたいですね。