本当なら関東で濃密な3連休となるはずが、コロナウィルス騒動によってすっかり予定が変わってしまった。
暖冬のおかげで、だんだん暖かくなり、土日は15℃を越えようという日だったので「チャンス」とばかりにバイクに乗ろうとしたら…
いつもの通り、火が入らない。
いや、入ることは入るのだが、安定しない。
メイン系(メイン・ジェット経由で混合気を燃焼室へ送り込む)は、おそらく問題ないのだが、アイドリング~2000回転が受け持つ辺りがうまくいってない。
ジェット類は可変式じゃないので(サイズを交換するだけ)、我が家のTMキャブが調整するところはパイロット・スクリュー(PS)のみ。
つい先月乗った時は絶好調だったのに、どうしたことか、と。
エキパイに触ってみると、明らかに1番2番が冷えている。
でも、回転数を上げると回るから(本当に1気筒でも死んでると生ガスが出たりバックファイヤーを起こしたり、ドリュリュリュ…とおかしな手ごたえがスロットルを通して伝わってくるからすぐわかる)、火は入っているハズ。
というわけで、いつものバラし。
全然関係ないけど、スロットルワイヤーのナットが落ちてた。
振動で緩んでくるのよね。
ホントに火が来てないかどうかチェック。
プラグも濡れていた。
でも、湿ってるてことは混合器は来てるわけで…プラグは1番2番ともに火が飛んでいる…が、燃焼室で着火しているかどうかまでは分からない。
ひょっとしてコイルが調子悪い…?
考えてみれば20年くらい使ってるんだから、おかしくなるのも仕方ない。
悩んだ挙句…
こっちに逃げる(笑)
DT125Rはキック14発くらいで目覚めましたよ。足回りはグダグダだけど、何とか火は入る。その辺うろつく程度なら、問題ないでしょう。
あれこれ悩んで、もう一度、PSを調整。
マニュアルでは3/4回転(75度)と書いてたけど、今回は1回転と15度と太っ腹に開けてやる。
そしたら、あっけなくアイドリングしたという…ホント?
安定したのを見計らって、マシンを公道に乗せてやる。
ツキも悪くない。
4000回転からの領域は、相変わらず鋭い。
高い回転数で走れる直線とストップ&ゴーが続く路地を走ったら、やや不調。
ちょいとスロットルを開けたところでボコボコ言うようになった。
どこが悪いのか。
先の例に倣って温度を計測。
4番は200℃くらい。
少し薄いのかも。
3番は100℃を下回る。
2番1番は120℃くらい。
で、プラグを見ると、3番にカーボンが。
ちゃんと関係してるみたい。
3番だけ少し絞り、試してみようってところでタイムアウト。
シーズン前にエラーを潰せてよかったかな。