YPVSが不調で全然吹けないDT125R。
電解コンデンサを交換して完治した例、電解コンデンサ、トランジスタ、ダイオードなどの電子部品を一切合切交換して治った例。
ネットでいろいろ見つけ、電子部品の総入れ替えが最もコスパに優れているようだったけど(部品の選別に時間がかかりそう)、掘り出し物のYPVSコントローラを入手。
ちなみに、DTだろうとSDRだろうとTZRだろうと、この辺りの年式のYPVSは共通。
フタを開けてみるとパーツナンバーが同一だし。
早速入れ替えて動かしてみる。
あまり詳しくないのだが、YPVSコントローラとバルブが正常な場合、全閉・全開動作を行い、全開位置(プーリーのU字穴とエンジン側の穴が同じ場所になる)で止まるらしい。
で、キックを踏んでエンジンをかけてアイドリング状態になると、プーリーが反時計回りに回転(といっても30度くらい?)してバルブが閉じる。
あとは走り出して、回転数に応じてバルブが開いていく、ということなのだが、どうも回転数が上がってもバルブに変化がなさそう。
エンジンが黒で目立たないのでテープを貼ってみて、家の人に運転を頼んで様子を見るが、どうもマトモに動いている様子がない。
バルブが全く動かない(全開固定)よりは、実用的になったものの、今度は高速の伸びがなくなってしまった。
道のりは長そうです。