大っぴらにはPRしてませんけど、実は空冷Zとの戦いには、YouTubeチャンネルもあります。
ただし、ほぼ自分は登場せず、手が映ったり、何かに反射して映ってしまった程度。
おまけにトークも一切ないので、いわゆるユーチューバーとは毛色が違うかもしれません。
顔見知りの人、取引先の人でも、何人かがYouTubeチャンネルを持っていて、ご自身の仕事に関するテキスト動画や、お客さん向けの動画をアップしています。
ちょっと気になったのが、どう考えても間違った情報というか、解釈がおかしい内容というか、論理的に説明している風でも紙に書いて読めばオカシイこと言ってるというか、そういう投稿。
たとえば、自分がZ1Rについて「楽しいバイクだ」とか「愛着があるんだ」という内容だったら、25年も乗ってるんで、多少盛った内容だとしても許してくれると思うんですよ。
けど、ほとんどZ1Rしか乗ったことないくせに、あたかもZ1Rが世の中のバイクの代表格のような言いっぷりで何かを言ったら「おめーよ、他のバイク乗ったことあんのかよ」とか「勘違いも甚だしい」って読んだ人達から怒られるでしょう。
冷静に考えれば、そうなんだけど、意外に多いんですよ。
あんまり書くと「アンタ、オレのこと言ってるでしょ」と怒られそうだから、核心には触れないけど…
20年、30年くらい前は、情報の出どころは雑誌がメインで、これもまたおかしいことを書いているケースもなくもないんだけど…それでもライターが書いたものをデスクだの編集長だの編集局長だのがGOサインを出して世の中に出回る。
いまは、どこの誰なのか分からない人が、それっぽく仕上げてつくった動画が支持され、それが真実として扱われる。
これがね、詐欺とか人を騙して金をふんだくってやろうなんて輩だったら
「この野郎、テキトーなこと言ってるとXXXXXぞ!」
とかコメントしてやろうものだけど、本人的には悪気はないし、むしろ正しい情報を世に知らしめんとしていることが多いので厄介。
面と向かって「それ間違ってるよ」とも言いづらいし(そもそも、そこまでの仲ではない)…
デジタルネイティブからしたら、そういう真贋を見極めてナンボ、という感じなのかもしれないけど…
困ったもんだ。