必殺仕事人

今日からスタートです。
が、あまり期待してないです。


中村主水が復活したのはいいけど（映画で死んだはずでは…）、あのキャスティングでは…
もっとオッサンを起用した方がよいのでは？


藤枝梅安を基準としたら、必殺シリーズ自体どうなの？ていうことにもなるけど、それはそれで、ジャンルを確立したと思うんですよ。


特に仕置人のゲストだった主水が仕事人のレギュラーになってからは。


個人的には、テレビでいうシリーズ后激闘編、風雲龍虎編が好きです。


あの時の京本政樹はイカしてたし、花屋から転職した鍛冶屋の政も漢っぽさあふれてた。

何がいいって、シリーズ最終回。だいたい、誰かが死んで、チームは解散すんだけど、中村主水は役人だから、いつも通り奉行所に出勤する。

で、朝日を眩しそうに眺めて「今日も暑くなりそうだな」とか呟き、門をくぐる。

仕事人なんて、ろくなもんじゃないし、ヒーローでもなんでもない、切ないダンディズムが集約されるシーンなんだけど、ジャニーズでそれが可能なのか？
疑問です。


水戸光國や大岡越前を太陽のような、勧善懲悪ヒーローとするなら、仕事人はハードボイルド。
しかも、かなりの。

だから、光と影を強調したフィルム撮影が よく似合う。


それと、菅井きんや白木真理を起用したなら、田中様も出して欲しい。


中村さん！


あのキャラが立つのも、本編があくまでハードボイルドだから…じゃない？