ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

オオクワガタ コクワガタ 飼育日記 【蛹化】

ある程度まで幼虫が育つと、幼虫は菌糸ボトルの中に空間を造ります。
これが「蛹室」と呼ばれるもので、基本的にこれを作り上げると、エサは食べないようです。
その辺の見極めが分からなくて「きっと古いボトルだから、食欲がないのだろう」と思って新しい瓶に移しても、結局、少し掘り進んだ所に空間を造って、鎮座してしまうため、そうなったら手出し無用です。

いよいよ、蛹になるための準備なのです。
蛹になるかどうかの判断は蛹室を造るほか、それまでエビのように丸くなっていた身体をまっすぐに伸ばします。
この状態になれば、一週間前後で蛹になるようです。
色がだんだん褐色になるという画像を見たこともありますが、我が家の蛹たちは、目立って色づくことはありませんでした。
イメージ 1


万が一、蛹室を壊してしまった時は、人口蛹室をつくってやるのだそうです。
いつだったか、カブトムシたちの蛹室を壊してしまい、樹脂製のコップと水に濡らしたティッシュで造りましたが、羽がティッシュにくっついたりして、羽化不全になってしまったものもいます。
どうやら、素直に人口蛹室を使う方がよいらしいです。
湿気、表面状態が適切なのでしょう。

ただ、自分では経験がないので何ともいえません。
観察の為に天井部は開放してもいいでしょうけどね。
地面は自然のままの方が、居心地もよさそうです。