オオクワガタ コクワガタ 飼育日誌 【菌糸ブロックを使用した飼育】
菌糸ボトルでの飼育でネックとなるのは、置き場所でも管理方法でもなく、ワタクシの場合は予算でした(笑)。
クワガタを累代飼育するとなれば、よほどのトラブルがない限り、10匹以上の幼虫を得ることになると思います。
幼虫たちを菌糸ボトルに一匹ずつ飼おうとすると、数千円の出費がかさみます。
犬や猫といった動物たちのエサ代と比べれば、安いのかもしれませんが、家族からは「昆虫に何で何千円もかかるのか」と非難されることも。
解決策として思いつくのは、多分、多くの方がそうだと思うのですが、菌糸ボトルの自作です。
ようするに、自分で詰め替えするわけです。
マニアの中には、自分でオガクズを詰め込み、菌糸を植え付ける方もいらっしゃいますが、そこまでは出来ないので、菌糸ブロックを購入します。
例えば、これは、YSO-3500CCオオヒラタケ(クヌギ100%) という製品です。
これをバラしてボトルに詰め替えればいいわけです。
同じ量の菌糸ボトルを購入するより安いと言えます。
ボトルが800mlなら4本くらい造れそうな計算です。
が、最初から菌糸ボトルに入って売っているものは、密度が違います。
同じような密度(硬さ)を再現しようとすると、あれよあれよという間にブロックが減り、2本とか3本しか作れないこともしばしば。
なので、最近は、余った飼育ケースにブロックをそのまま詰め込み、プラスチックの板で仕切りを造って幼虫を育てたことがあります。これだとコストパフォーマンスも高いと言えます。
ただ、それぞれの幼虫の食べるスピードは違いますから、こっちの幼虫はそろそろ新しいのが必要なのに、こっちの幼虫はまだ残っている、など・・・
クワガタの飼育になんか興味なし!という友人からは「そんなの衣装ケースみたいなのに、そのブロックとやらを沢山敷き詰めて、取り出した幼虫どもを次の夏まで突っ込んでおけばいいじゃん」と言われますが、カブトムシの幼虫だとそれも可能なのですが、クワガタムシの場合、出会った瞬間、ケンカを始めてしまい、傷つけあって死ぬのだそうです。
実は菌糸ブロックにコクワガタの幼虫を何匹か入れてみたことがあるのですが、翌年羽化したのは、たった2匹でした。エサとして食うためではないでしょうが、結果的に共食いと同じような状況で数が減ってしまいました。
なので、クワガタを飼育する時は、ペアリングを除いて、ゆりかごから墓場まで「独り」にしておくのがよいようです。
余談ですが、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタのような「越冬しない」タイプのクワガタは、カブトムシと同じようにマット(腐葉土)を食べて育ちます。なので、飼育方法はカブトムシと同じです。
ところが、ココにもあるように、菌糸ブロックでもノコギリクワガタが育ちました。
どうやら、捕まえてきたメスがノコギリクワガタだったようです。
クワガタを累代飼育するとなれば、よほどのトラブルがない限り、10匹以上の幼虫を得ることになると思います。
幼虫たちを菌糸ボトルに一匹ずつ飼おうとすると、数千円の出費がかさみます。
犬や猫といった動物たちのエサ代と比べれば、安いのかもしれませんが、家族からは「昆虫に何で何千円もかかるのか」と非難されることも。
解決策として思いつくのは、多分、多くの方がそうだと思うのですが、菌糸ボトルの自作です。
ようするに、自分で詰め替えするわけです。
マニアの中には、自分でオガクズを詰め込み、菌糸を植え付ける方もいらっしゃいますが、そこまでは出来ないので、菌糸ブロックを購入します。
例えば、これは、YSO-3500CCオオヒラタケ(クヌギ100%) という製品です。
これをバラしてボトルに詰め替えればいいわけです。
同じ量の菌糸ボトルを購入するより安いと言えます。
ボトルが800mlなら4本くらい造れそうな計算です。
が、最初から菌糸ボトルに入って売っているものは、密度が違います。
同じような密度(硬さ)を再現しようとすると、あれよあれよという間にブロックが減り、2本とか3本しか作れないこともしばしば。
なので、最近は、余った飼育ケースにブロックをそのまま詰め込み、プラスチックの板で仕切りを造って幼虫を育てたことがあります。これだとコストパフォーマンスも高いと言えます。
ただ、それぞれの幼虫の食べるスピードは違いますから、こっちの幼虫はそろそろ新しいのが必要なのに、こっちの幼虫はまだ残っている、など・・・
クワガタの飼育になんか興味なし!という友人からは「そんなの衣装ケースみたいなのに、そのブロックとやらを沢山敷き詰めて、取り出した幼虫どもを次の夏まで突っ込んでおけばいいじゃん」と言われますが、カブトムシの幼虫だとそれも可能なのですが、クワガタムシの場合、出会った瞬間、ケンカを始めてしまい、傷つけあって死ぬのだそうです。
実は菌糸ブロックにコクワガタの幼虫を何匹か入れてみたことがあるのですが、翌年羽化したのは、たった2匹でした。エサとして食うためではないでしょうが、結果的に共食いと同じような状況で数が減ってしまいました。
なので、クワガタを飼育する時は、ペアリングを除いて、ゆりかごから墓場まで「独り」にしておくのがよいようです。
余談ですが、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタのような「越冬しない」タイプのクワガタは、カブトムシと同じようにマット(腐葉土)を食べて育ちます。なので、飼育方法はカブトムシと同じです。
ところが、ココにもあるように、菌糸ブロックでもノコギリクワガタが育ちました。
どうやら、捕まえてきたメスがノコギリクワガタだったようです。