ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

TANK! (1998 )


EL&PのTANKもカッコいいわけですが、菅野よう子のTANK!もカッコいい。
前世紀末頃、人気を博したアニメ、カウボーイ・ビバップのOP曲です。

菅野よう子という人は、とんでもない数の曲を作っていますが、一般にはあまり知られていません。
聴けば「ああ、あの曲」というのも多いと思うのですが。
アーティストというより職業作曲家としてのスタンスをメインにしているからでしょう。
職業作曲家はアーティストではないのか、というと決してそんなことはなく「このイメージで曲を作ってちょ」と依頼され、依頼主だけではなくマーケットに受入れられる作品を作るのですから、大変な仕事だと思います。

90年代後半くらいから、徐々に名前が表に出てきて、不動の地位といいますか、金字塔といいますか、とにかく「菅野よう子はスゴイ」ということになったわけです。
ちなみに我が家のデミオでは、マクロス・フロンティアがヘビーローテーションしてます(笑)。

が、自分の中では、ジブリの『紅の豚』のED曲がイチオシです。
作詞作曲は大御所、加藤登紀子です。
この詞はね、本当に素晴らしい曲で、人生とか青春をこんなにも切なく歌い切るのは、さすが加藤登紀子です。
そして、この歌をさらに素晴らしく盛り上げているのが、菅野よう子の編曲なわけです。
冒頭の朴訥としたピアノも郷愁感を誘いますが、中盤以降のストリングスは実の親をして「人間のクズ」と言わしめたワタクシの胸にも染み入ります。
楽団四季のバラードでカバーしようかと思いましたが、原曲が台無しになりそうでやめました(笑)。


どこにいったのか、いまでは分からない
ともだちも たくさん いるけど…

ホント、皆、何処へ行っちゃったんでしょうね。
向こうもそう思っているかもしれませんけど(笑)。