ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

ダメよ~ダメダメ  な、電装系

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1000円チョイで購入した電圧計。

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大陸からお越し頂いたようです…
「防水」と書いていますが…

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まさかのむき出し。

「リード線を交換できますよ」

的な新設設計だと思っておきましょう(笑)。
1000円チョイですから、あまり細かいことは申しません。

でも、ホラ…数字は案外合っているんじゃないでしょうか?

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適当なハーネスを繋いでテスト。
ちなみに、ACC電源(Zだと茶色線)とアースに繋ぐと、イグニッション・オンで点灯。
でも、そちらに繋ぐと正確な数値が読めません。

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とりあえず、バッテリー直で結束します。

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タンクに固定。
住宅街では、思い切り空ぶかし出来ないので、山奥深くへ…

まず、いまひとつ自身の無いステーターコイル。
これを再度調査します。

ステーターコイルはご存知の通り、左側のジェネレーターからハーネスへ伸びています。
Z乗りにはお馴染みの「黄色い三本線」です。

ステーターコイルがヘタることも多いらしいのですが、故障のチェック方法は以下の通り。

1.三本線それぞれの抵抗値を計測。
  何処かで断線していたら抵抗値は無限大。
  絶縁されていなかったら、0Ωに。

2.三本線と本体との抵抗値を計測。
  完全なる絶縁状態になっていないとNG。

3.出力を調べる。
  他のバイクも似たり寄ったりだが、4000回転で50V以上。
  ちなみにステーターコイルが発生するのは交流なので、テスターのレンジをAC250Vに設定する。
  …なんて書くと、アナログテスターなのがバレバレですが(笑)

1と2はバラしている時に調べられるが、3は組み込んだ状態でないとムリ(油が飛び散るのを覚悟すれば、仮設でもOKだが)。
しかも4000回転まで上げると相当な音量である。
なので、山の中へ移動したのです。

山の中といっても、いろいろですから、ご迷惑になったりするとアレです。
が、ワタクシの実験道路は、山の中でしかも、行き止まりになっているので、割と気兼ねなく音が出せます。

4000回転に固定して、各端子にテスターを当てる。
前にも書きましたが、ステーターコイルの線を直接レギュレーターまで伸ばしているので、計測が非常に楽。
カプラーを外して計れば、ものの数分で終わります。
クラッチカバーを外す必要もございません。

で、結果は50V以上計測。
正常値です。

じゃあ、レギュレーターはどうなのか。
実はここまで辿り着くのに、4000回転、5000回転と試してみたのですが、まったくダメ。
無灯火状態で6000回転まで回しても、14Vには達しませんでした。
ちなみにヘッドライトをつけると、マイナス1Vくらいに下がります。

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確か、ライトONでのアイドリング値。
もう、見たくもありませんね(笑)。
消費電力が大きくなったわけですから、しょうがないのですが、そんなこと言ってられません。
本来ならば、その「しょうがない部分」をレギュレーターが引き上げてくれるわけですから、ちっともしょうがなくない!!

ところがギッチョン(死語)、まるでダメ。
気付かずにヘッドライトをつけて走り回ってたわけですから、そりゃあバッテリーも上がりますよね。

ちなみに、冒頭で出している14.3Vは、トリクル充電器に繋いでいた時の数値。
2、3分で満充電になりましたけど。

やっぱりレギュレーターが不調なのでしょうか。
MOSFETがそんなに早くぶっ壊れるとは…まあ買ったのもヤフオクの中古品ですけど(笑)。

ちなみに、ヤフオクでも、MOSFETレギュレーターが結構出回っていますけど、SHINDENGENのパチモンだったりするので、要注意です。
本物のレギュレーターは、刻印というかパーツナンバーが入っています。
FH020とか010とか。
ところが、ヤフオクで新品と売りに出されているものは、姿かたちこそMOSFETなのですが…
純正新品が2万円近くするのに、数千円で買えるのか…?
品質は推して知るべしでしょう。

ちなみに、純正部品だと 21066-0731 18,862円なり…(笑)

500円玉貯金しますか…
って、また今年も乗れないじゃない(涙)!

誰か、MOSFETレギュレーターを搭載した人が居れば、調べてもらえるんでしょうが、残念ながら周りにはそういう人もおらず…(涙)。

うーヤレヤレです。