前回までのあらすじ
Z1Rで日本を走りたい、というオーストラリアのZライダー、マットが来日。
豪州大陸を3カ月で30000km弱を走破したZ1Rとはいえ、もはや20年近く前の話。
オーナーの不安をよそに、マットは無事関東に到着。
日本のZライダーたちと親交を温め、新たな出会いを求めて関西へ旅立った。
往々にしてマットの朝は早い。
7:50には「浜松まで来た」とのこと。
Googleナビが言うには3時間弱かかるらしいから、5時位には出発したの?
酒も強けりゃ朝にも強いマット。
関西に行く途中、名古屋城へ向かったマット。
日本のお城にご満悦だが、渋滞には辟易したようで、バイクはもちろん本人も暑さにやられそうになり、ちょくちょく休んでいた模様。
ちなみに、マットがお気に入りだったのが、セブン・イレブンのアイス・カフェラテ。
コーヒーをあまり飲まないワタクシも、これならOK。
実はオーストラリア人のコーヒーに対する愛情は半端ない。
お気に入りのカフェで、自分好みのコーヒーを楽しむものなのだそうだ。
自分が住んでいた頃は良く知らなかったが、なにしろ、あのスターバックスが撤退したくらいだから、相当なのだろう。
マットも最初は訝しげだったが「イケるじゃん」と高評価。
横浜からだと500km弱。
春や秋の500kmは快適かもしれないが、真夏の500kmは相当辛かったんじゃないでしょうか。
いずれにせよ、お疲れ様。
川西に到着したマットが訪れたのが、久保さん一家。
久保さんは、Ken's Craft Worksの代表。
1993年に豪州をラウンドしたというから、ワタクシにとっては豪州暮らしの先輩。
詳しくはこちらを。
Ken's Craft Works
仙台を出発する前から
「彼はプロのペインターだから、TakedaのZ1Rもピカピカにしてくれるかもよ。アハハハ」
とか言ってたので、よく覚えております。
マットは、久保さんに連れられ、豚串屋の「たからや」へ。
地元では人気店らしく、開店前から沢山の人が列をなしていたという…
めちゃくちゃ美味そうです!
翌日から、Z1Rのレストア開始。
当然マットも手を動かします。
ジャブジャブと洗車から。
なんてこと書いてますが、オーナーであるワタクシは「洗車」が大の苦手。
数えるほどしかやったことありませんから(笑)。
洗車が終わったら、磨きます。
あれ?何か機械を使ってますけど…?
なんということでしょう!!
さらに、何かやっておられます。
…調合ですか?
傷ついた部分を美しくタッチアップ!
さらに、シートレールのマウントにも補強を入れて頂き…
濡れたように輝く黒!
久保さんからは「とりあえずこの位で…」というお話でしたが、十分すぎます(笑)。
五老スカイタワーからの眺望。
ってことは、日本海ですか?
よくも、そんなところまで走ったものです(笑)。
竜宮浜海水浴場。
泳いだらしい…!
まだまだ沢山の写真があるけど、ブログ版では、ここまで。
次回は和歌山編をお送りします!