ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

総会議事録

前回、V(ヴォーカル)抜きで飲んで盛り上がった再結成。
だが、その話をにしたら「そんな余裕はないし、正直、昔のような気持には戻れない」という返答が!!
G(ギター)も「昔のようにスタジオに入る時間はない」と。

さて、どうしたものかと考えていたら「とにかく、全員を集めよう」とD(ドラム)。
しかし、D、Gの仕事は土日休み、客商売のVは休みが平日の不定期。
しかも、Vの住む地域は深刻なダメージを負う被災地で、電車は線路ごと吹き飛ばされていた。

ここであきらめてはいかんと、車でVの住む街へでかけ、ノンアルコールでも酔っ払いと同じテンションで盛り上がれるワタクシが、運転手に!

月曜の夜にもかかわらず、彼らは浴びるように酒を飲んだ。
Dは「単にバンドをやりたいのではなく、楽団四季をオリジナルメンバーで再結成したい」という思いを熱く語った。
DとVが言葉をぶつけ合い、何だかよく分からない話になってきたので
「1年目の今は、楽器に触れ直すところからはじめ、2年目に歌いたい曲を選び、3年目に皆で音を合わせ、4年目にライブでもやって、5年目に音源として残すような、そんなペースでやればいいのではないか。ただ、その間、ちょくちょく集まればいい」
と言ったら「お前は、何でこう上手にまとめるかな!」と、Dに背中をビシバシ叩かれた。
ていうか、その日はDに何発もひっぱたかれた(笑)。

感極まったDはyou tubeにアップされた楽団四季のライブをスマホで見て「こんなにヘタクソなバンドなのに、3000回も再生されているということは、オレたちを待っているファンは少なからずいるのだ!」と涙を浮かべた。

Gは「実は、AVを見るよりも恥ずかしくて夜中にこっそりと見ていたら、息子に見つかった。グレかけていた息子がそれを見て「オヤジ、ギターを教えてくれ」と言ってきたのだ」と告白した。

とうとうVも「よし、じゃあやろう」ということになり、みんなでまた乾杯して、円陣を組んで「おー」とか言っちゃってみた(笑)。
多分、周りのお客さんがドン引きしていたはずなのだが、お構いなしである。

そして、何故か過去の恋愛話に。
オカズというかネタにされたのは、Dだった。

Dはいまだに独身なのだが、恋多きオトコで(まあ、20代なんて、誰でも誰かに恋するのが正常なのだろうが)、喫茶店のウェイトレスが可愛いといっては、毎日のようにその店に通い、最後はとうとう一緒に映画を観に行った。二人きりだと間が持たないと、ワタクシも同席したのだが、邦画にも関わらず「あ、ゴメン。オレ、目が悪いから、ここだと字幕が見えないんだ」と言って席を立ったのは、今も語り継がれる「いい人」伝説である(笑)。

酒が入ったDは、恋愛話の記憶が異常なまでに活性化されたのか、彼の口からは、様々な過去が語られ
「え?暴露大会?」とGが目を丸くしていた(笑)。

ここでは書きづらいけど、15年、20年たって明らかになった「真相」もあった。
キリストの墓が青森に存在する、というくらい、驚きだった。
途中まで書いたんだけど、あまりにもアカン内容だったので割愛しました(笑)。

「その時、教えてくれたらよかったのに」

たしかに、そのとおり。
が、誰もが、上手に立ち回れるほど大人ではなかったのだ。
不器用な、いなかのあんちゃんには、精一杯だったんだろう。



まあ、そんな感じで、楽団四季は、ゆっくりとしたペースで頑張ることになりました(笑)。