結婚相手に問題があるのではなく、その母親と交際相手の話で、あれも我々は伝聞形式でしか聞くことが出来ず、そのソースでもってその人の人格を良いとか悪いとか評価している。
付き合っている人とか婚約者と別れて揉めることなんて沢山あるじゃない？
自分だって、大昔「生活に困っているから貸して」と言われて戻ってこなかったお金もあるし、その金をエステに使ってるの知って「話が違うだろ」とあきれたことがある。
この手の話は、当事者同士で何処まで行っても平行線で、だから民事裁判とか弁護士挟んで話をすることもある。
自分だったら、これ以上騒がれたくないから、多少のイロをつけて「これで手打ちにして下さい」って言う。
相手が一般人ならいいけど、折れなかったら、その分、騒ぎは長引くわけだし「１００％正しくても、ここは折れてくれ」と繰り返し言われてきたと思う。
ネット民が言うまでもなく、だ。
旦那になる方は、なんやかんやいっても、賢いうえに行動力もある。
職業に貴賎はないとはいえ、アメリカの法律事務所に入社するくらいだから、たとえそれがコネとか奥さんになる人の事情を汲んだとしても、すごいことよ。
本当に使えない人間だったら「悪いけど誰でも出来る仕事じゃないんだわ。気合と根性あるなら、別の会社紹介するから、そっちで雇ってもらったら？」とか言われるでしょうよ。
そんな頭のいい人がさ、妥協して、本心じゃなくても相手のことを考えて
「すみませんでした、ご迷惑をおかけした」と頭を下げて丸く収めないということは、やっぱり週刊誌で書かれているような話じゃないんじゃないの？
あるいは自分も覚えがあるのだが、法律を勉強してしまうと「正論」「法律」を行動規範にしてしまい、結果的にはあまり丸くおさまらないこともある。
まあ、それは若いからしょうがないのかもしれない。
税金でどうのこうのというけど、それはあの人たちが上手にやっているわけではなくて、GHQあたりの話に遡らなければならないし、お前らそんなに法律に詳しくないでしょ？
1億何千万円という金額に踊らされているだけでしょ。
隅から隅まで皇室典範などの法律を読んで「こういうのはよろしくないと思う」と非難している人を見たことが無い。
ようするに「親元を離れるだけ」で1億円以上もらえるのが許せないんでしょう。
自分たちが一生かけて汗水流して働いて、得られるかどうかも分からないお金を、そんな簡単に、しかも税金から払われるのが許せないだけでしょう？
何も犯罪者と一緒になるわけじゃあるまいし、いいじゃないの、と。
そんなこと言ったら、売れっ子芸能人やアスリートの肉親が前科者だったとか、事件を起こしたとか、そんなのも叩かないといけなくなる。
あの二人を叩くなら、もっと利己的に、悪意で税金をガメたり、脱税している連中のことを責めたらいいのに、責めるための知識も教養もがないから、攻撃しやすいところに攻撃してカタルシスを得ているだけだ。
こうなると、カスハラとかのクレーマーと大して変わらず、何の価値も生み出さない。
いつから日本人って、こんな風になったんだろう。
と、思ったりもするけど、貧すれば鈍するとは良く言ったもので、バブル崩壊後、いろんなことがうまくいかなくなって、そういうものへのはけ口になっているんだろうな、と。
まあ、気持ちはわかるけどね、そんなことやっている場合じゃないよ。
