ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

ゆく年くる年

HTMLコンテンツの「空冷Zとの戦い」にも登場し、日ごろ、ワタクシのZ1RのメンテからOHを行ってくれている、MOTO GARAGE WINDSの鎌田さんが、GoogleのCMに登場しました。
鎌田さんの大変さというのは、想像を絶するほどであり、ご本人がおっしゃるように「もう店をたたもうか」とかホントに壮絶だったんだけど、そういう想像力のないワタクシは、全壊となった店にZで押しかけては「ロッシグリップがいいらしいので、発注してくれ」だの「DTのタイヤを交換してくれ」だの、なかなかのKYっぷりでした。

しかしまあ、なんですね。
いまだに、大変な暮らしをしている人々は数知れずだし、もう少し何とかならんのか、ということをたくさん目にする機会が多いです。

震災復興の名のもとに、やってもやらんでもいいような修復工事で金を使う公共の組織、とかね。
関係者に言わせれば「それでも地元の建設業者にお金が落ちるから、いいんじゃないか」ということになるらしいんだけど。

公立大学の震災復旧工事では大学の担当者が「あそこの建物は、経年劣化で漏水してるんだけど、震災でぶっ壊れたように報告書つくっておいてちょうだい」なんて言ったとか言わないとか、あんまりハッキリ言っちゃうと、ボクちゃん、社会的に抹殺されちゃうから言わないけど(笑)。
そういうの聞いちゃうと「ホントにクソだよなあ」と吐き気がしちゃう。
ついでだから言っちゃうと、普段お高く止まってるもんだから「大学敷地内は全て禁煙です」と決めちゃったのね。
健康のためには結構なことなんだけど、そうしたら、大学の研究者とか職員が、近所の公園でタバコを吸い始めちゃって、ひどいヤツらなんか、道路で歩きタバコだから。
そういう結果を無視して「うちの大学は、敷地内を全て禁煙にしてますよ、すごいでしょ、進んでるでしょ」みたいな看板出されても、説得力ないよね。

あちこちから借金して、どうにか商売をもう一度始めて、だけど、昔のようにはうまくいかなくて、この調子じゃいつ金が返せるか分からないって不安になりながら頑張ってる人は大勢いる。
一方で、震災バブルのせいで、税金払うよりはいいやって新車のハイエース買ったりしてる建設業者がいたりとかね。まあ、彼らも彼らで震災前なんかは、カツカツで、虫の息から脱出できた人もたくさんいるんだけど。
堅実な業者なんかはね「今がチャンス」と社員教育をみっちりやったり、いつも以上に仕事を丁寧にやったりとかしてるんだけど。

自分も震災元年だった2012年なんだけど、変化に頭と身体がついていかなかったり、思うような行動が取れなくて我慢しなくちゃいけなくなったり、そんな中でも、たすけてくれた人がいたり。
ネットでしか繋がりのない方でも、いつも可愛くないことばかり書いてるのに、ちょくちょく心配しては声をかけて下さったり、本当にありがたい話ですよ。
比喩でも何でもなく、自分は周りの人々に生かされているんだな、としみじみ思うわけです。

2013年はね、どうにか、少しでも前進して、助けてくれた方々に元気な姿を報告して、少しでも何かを返せるような毎日にしたいと思います。
結局、それも自分ひとりじゃできないから、助けてもらうことになるんでしょうけど(笑)。

というわけで、今年は本当にいろいろとありがとうございました。
また、来年からもよろしくお願い申し上げます。

追伸
もうちょっと、更新のペースもあげてかないと…ですね。