ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

シンガポール終了~

長かったシンガポール滞在も、終了しました。
11月30日~12月11日という、異例の長期滞在でした。
何から書いていいのか、迷ってますけど。
自分なりに感じたのは「おどろき」次に「不安」「恐れ」「奮起」といったところでしょうか。

【おろどき】
そもそも、シンガポールってどんな国?と聞かれても、全然イメージ出来ませんでした。
マーライオンがジャーっと出してる、アレしか思いつきません。
ところが、行ってみたら、すんげー都会なんですね。
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ビルの上に船を乗っけてしまいました。しかも、途中で思いついたらしいです。
ひと昔、ふた昔前の「未来都市」みたいでしょ?
こんなのもあったりして。
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界隈のランドマークともいえるシムリムタワーは、PCをはじめ、電気製品が集まるビル。
日本人とみるや、ふっかけてくるので要注意。
1Fから4Fくらいまで、一気に駆け上がるエスカレーターがあるんですけど、異様に速い!
そして、どれだけ贅沢なの?というツリー。
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上海も都会なんだけど、中国の政治体制の歪みや、一枚も二枚も裏がありそうな手法を見ていると素直に驚いたりできないのが正直なところなのだが、この国の豊かさはホンモノ。

そして、いろいろな民族が一緒になって「表向き」は、仲良く暮らしている。
夜、ひとりで歩いていて、ズドンと撃たれる心配もなさそうだし。
同じ民族の人たちが暮らす地域は、そこそこ汚いけれど、喧騒さはあっても危険は感じない。

統一された厳格なルールはあるけど、民族や個人のアイデンティティを揺るがすことはなく(たとえば、ムスリムの女性が髪の毛を隠すという風習が尊重されていたり)、みんなが上手につきあっている。

じゃあ、皆でシンガポールみたいな生活すりゃあいいじゃん、ということになるのかというと、難しい問題。
食料自給率は、事実上0%みたいなもんだし、3Kの職業も外国人に頼っている。
そういう意味では、シンガポールだって、少なからず「歪み」のある国なのだ。

なんて、難しいことに頭を悩ませてたが、考えがまとまるはずもなく、リトル・インディアの片隅にあるバーでインド人版、カリーナ・ライルの歌声に酔っ払っちゃったわけ。
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つづく