ブログ版 空冷Zとの戦い

Kawasaki Z1Rに関するブログ?

危険思想

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「オレはロッカーだ。そしてバイク乗りだ。ジーンズを履かなくなった時、生きていく価値はない」
と言い張っていた20代前半。
真冬の東北をペラペラの皮ジャンとTシャツ、先っちょの尖がったブーツで闊歩していました。

いま、思うと微笑ましいエピソードなのですが。
「オレは○○だ」
「○○のライフスタイルってそんなものだろう?」

同じような感覚で生きている人が多いことに気がつかされました。
仲間同士でやっている間は「若いね~」なんて笑っていられるんですが、実社会にその感覚なり価値観を持ち込むというか、押し付ける人も少なくないようでして…

ロッカーだろうとDJだろうと、ライブハウスなりハコを作りたくて銀行に融資の相談に行く時は、それなりの服装や態度で話をするでしょう。
バイク屋を開業したくて不動産屋を回る時だって、サングラスかけてドッカリ椅子に座って「ガレージ、あるか?」と言ったら、相手だって良い気はしません。

さすがに、こんな極端な人はいませんけど。
でも、根っこの部分というか、心の奥底に、そういう思想とかプライド(と、呼べるのか?)を秘めていて、それが態度、物腰に出ちゃっている人もいるみたいです。